いろんなお芝居を見ますし
いろんなお芝居が好きですが
日常とはかけ離れた世界を描くようなお芝居が
いちばん好きです。
インナーチャイルドのお芝居は
神話や伝説を下敷きにしたお話が多くて
いろんなキーワードが絡み合って
見終わると頭が痛くなったりするのですが
そういう感覚が気持ちいい。
今回の作品は
そういった意味では、わかりやすいお話で
若干物足りなく感じたりもしましたが(笑)
主人公が
日本→香港→インド→ネパール→チベット
と旅をする、旅の景色がすごかったです。
言葉の入り乱れ方もすごかった。
大勢の役者がわーっとステージに出てきて
それぞれの国の風景を
一瞬だけ見せるシーンがあったのですが
それが見事でした。
香港の妖しい夜。
インドの、ガンジスのほとり。
作・演出の小手さんは
この、どの国にも行ったことがないというから驚きです。
オープニングの映像は
今回もやっぱりかっこいい。
オープニングで役者は
言ってしまえば、スローモーションで歩くだけなのですが
たったそれだけの役者の動きと映像が作るあの空間に
ビリビリきてしまうのです。
と、思ったらinnerchildは
「歩く」ということをとても大事にしていて
歩き姿をキレイに見せるために
「歩く」だけの稽古を、何時間も何時間もするとのこと。
納得。
お芝居の中でも、歩くシーンは多いけれど
歩いてるだけでかっこいいもんなあ。
そんな、各方面で評判の
innerchild のオープニング。
前回の、青山円形劇場での公演「(紙の上の)ユグドラシル」の
オープニングの映像が、You Tube にありました。
役者の動きは見られませんが
円形のまわりの壁にこの映像がぐるっと映し出されて
中央のまるいステージで
役者が縦横無尽に歩いているのをちょっと想像しながら
よかったら、見てみてください。
ちょっと長いし
実際にお芝居を観ていないと楽しくないかもですが・・・。
ちなみに映像に出てくる
丸くて真中に大きな木のある場所
あれが、実際のステージそのままです。
あの音楽は、どこで見つけてくるんだろうな。
2008年11月23日
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